20080117

【‘球電’のような現象】

あえて近いものを上げるとするなら、"球電"現象が近いようだけれど… 多分というか絶対違う。

Wikipedia Link : 球電
□X51.ORG Link : 浮遊する謎の発光体 -"球電"現象とは






確か、小学校高学年から中学校時代。

実家は世田谷区代田にあるのだが、古い一軒家だ。
2階が主に自分と妹のスペースになっていて、北側に窓がある。その外はうっそうとした裏庭になっている。
裏庭は背の高い木が数本に、夏頃になると背丈ほどの草が生えてジャングルのようになる。

その北窓を開けると、右手がぎりぎり届きそうな距離に木が生えている。
左側には別の建物があり、窓と直行して壁がのびている。
裏庭はそれほど広くなく、6,7mいったところで塀にぶつかり、奥の民家の敷地となる。




なんの特徴も無い普段どおりの夜、なんの気もなくなんの用事も無く北窓を開けた。
すると、右手側にある木の幹に

薄ぼんやりと白く光る丸いものが浮いてる。

窓を開けたまま、ぼくは固まった。窓の縁に手を置き、少しだけ見上げるように顎を上げたまま。
発光体の後ろの幹が透けて見えてる。
ほんの少しだけ発光体が揺れている。
それには目なんて全く無かったけれど、「目が合った」感じがした。

発光体は数秒間幹の前で止まっていたけれど、急に左側の壁の中へ入った。音もなく。
もしもあそこで濃霧が出ていたら、ライトで照らしていたんだと頑に信じる。それぐらい「物質」としての存在感が無かった。光かガスといった感じ。

そんなことを考える暇もなく、左側の壁に入った発光体は壁の向こう側から出て右上のほうへ移動した。またしても音もなくとても素早く。
そして、ぱっと消えた。
するとさらに上方、数軒分ほど遠くに出現、今度は左上方へ移動、そして消えた。
直後、さらに上にさらに遠くに現れ、右上方へ移動して、消えた。

右→左上、左→右上、右→左上… を繰り返し、ジグザグにぼくから遠のいていった。




少しの間硬直して何も考えられなかったが、我に返って親に報告すると、
当然笑われて終わった。

なんだったんだろう。本当に。



 

忘れないうちに。

確か、中学校の頃。

自転車で下北沢から小田急線に沿って、町田方面へ走っていた。
古本屋やガチャポンの置いてある店を探すといった、さして身の無い小旅行。

わりと近い豪徳寺駅で、おかしなことがおこった。

線路に沿って走っていたのに、いつのまにか戻っている。
町田方面に向かって走っていたのに、いつのまにか新宿方面に体が向かっている。
それでも横には線路が続いてる。

とにかく不思議だなと思っていた。
気付くと何周もしてしまった。
確かその日、それ以上進むのは徒労に終わるだろうと悟り、頭を傾げながら帰路についた。




それから3,4年。
どうしても腑に落ちなかったので、地元の友達を連れて同じ場所に向かった。

やはり迷った。

友達は走りながら「うわー」とか「なんでだー」なんて叫んでた。



多分、今はもう迷わない。と思う。

20080105

単純な。

 Q. —時間がないって言ってる人って本当に時間がないのでしょうか?
 A. —時間がないと言うことで言い訳をしている人ばかりです。




ああ 時間がない