20090817

快感。


 のさあ

血液がさあ

のぼりもくだりも同じスピードになる感じ

ふわーとしてじわーとして

幸せってやつだよね

それとさあ

片面全体が圧迫される感じ

そうすっとさあ

下の面からじわじわ溶けてくんだよね

ストレスとかさ

もう

ベッド

最高

辛抱たまらん
  
  
  

鰹節。


 生これつまりはかつお節。  

すり減りすり減り
大人が通る。

こっちの大人も
あそこの大人も

みんなみんなかつお節

向こうが見える薄さもあれば
噛み切ることすらできないやつらも
いるのがかなしい

はてさてぼくの削ったこのかつお
グラムいくらにできるものなのか

考えたくはないけれども
見えてきてしまうこの世知辛さ

これが噂の
哀しいかつお節だよ
じょんがら節
  
  
  

ああ

これこれ
こらこら

われわれ
そろそろ

それぞれ
ぐるぐる

おもひで
ぽろぽろ
  
  
  

肌寒い夏。


 真をいじるために写真を撮りたい。

って時も、たまにあります。
そういうときは
魅力的なモチーフを
探して探して
目がとても敏感です。

そういう時、
ぼくにはまだ
魅力的な部分があるじゃないか

思うのです。

ああ 嬉しいね。

  
  
  

病的な夢。


 う今となっては忘れてほしい夢。  


妹の口内天井にびっしりと歯が生えていて、
もこもこと数本を外してみたら、中にてんとう虫がいた


という、文字にすればたった二行なのに
破壊力の凄まじい、中学生だか高校生の頃に見た夢。
一生忘れないだろうなというこの夢にそっくりな夢を見た。


恋人の首、顎の皮膚がなにかおかしい
よく見ると__________


ああ 今は書けない。
なんてこった

恋人よ
すみません

忘れ得ない夢ってのは
悪い夢ばかりだ

悪い夢、気持ち悪い夢は
たくさんたくさん反芻して
感覚を鈍らせる以外対処できないのです


今は綺麗な写真でも見ましょう

  
  

20090811

大人。

34
 歳のチーフが言った。

「子供の頃、大人になったら毎晩ビフテキとか食べてるんだと思ってたなぁ。
 ぜんっぜんだなぁー。」




なぜだかすごく心に響いた。揺れた。

どうしよう。

  
  
  

20090807

酔っぱライダーめ。


 のイライラは確実にあいつからきてる

あの酔っぱライダーめ
線路なんかに寝るなら
酒なんて飲むな

周りの色が変わって見えてしまうじゃないか
  
  
  

20090805

塊。


 き場もやり場もぶつけ場も出所もわからない
ストレスに苛まれる。

ぽんぽこの曲が耳に流れてくる。

突然大声で泣き出したい気持ちになる。
まるで稚児のように。
一人になってぎゃあぎゃあと叫びたい気持ちになる。

そんな気持ちのまま
汗をかきかき早歩きでいるのは
とても気持ちの悪いものでした。