14時間くらい睡眠。
惰眠を貪り過ぎて久しぶりに後悔。
なので、たくさん夢を見ました。
でも、たくさん忘れたのとめんどくなったので少しだけ書きます。
■ベトナム人として生まれる。戦争の真っただ中にいた。
物心がついたころ、自分に卓球の才能があることがわかる。
戦争を続ける国家は、様々な国際スポーツ大会を催すことで国家の優劣、勝敗を決めるようになる。そんな中、卓球の才能を見込まれた自分は、国に補助を受けて訓練をするようになる。背景として、戦争中の国家に逆らうことなどできようもなく、ましてや貧しい自分がそれを拒否する理由も無い。
卓球をすることだけが存在理由かのように日々を過ごしてゆく。
訓練チームの中に、同い年の気の合う友人を見つける。
彼は体も大きく、体力もあった。なにより他人を思いやる優しさがあった。そんな彼と共に、つらい日々を乗り越る。
自分の家族が病気になっても、国は訓練チームから抜けることを許さなかった。
どのような事情があっても、自分は国のためにある道具だった。どんどんと国に対して憎悪の念を抱くようになる。
いつの頃からかおかしな体質になり始めた。
試合をしていると、決着がつく1,2ゲーム直前から、急に気弱になる。ちょっとしたことが緊張につながり、ミスを連発する。明らかにイップスの症状。おかしいおかしいと動揺しながら、負けてしまう。
という幻覚を見る。
幻覚から覚めた瞬間、そのゲームに勝っている。記憶障害なのかもしれないが、幻覚はあまりにも現実的だった。
そんな幻覚をしょっちゅう見つつも、勝利だけはついて回ってきた。
しかしある試合より、幻覚を見て勝利した瞬間、意識を失って倒れるようになってしまう。頻繁にではないが、幻覚を見た試合直後は、数回に一度倒れるようになる。
昏倒するようになると、いつの間にか自分に超能力のようなものが備わっていることに気付く。
軽い念動力のようなもので、強く念じると物が動く。必ず動くわけではなく、数回に一度といった、偶然ととれそうなくらいの頻度で力を発揮できた。
夢は一気に飛び、20歳を過ぎた頃になる。
自分はとうとう世界大会に出場するようになっていた。
大会は本国の軍事施設にて行われている。
自分は、この機会を待っていた。
この軍事施設に人体を侵す毒ガスが保管されている。世界大会に優勝した時ならば警戒がゆるみ、毒ガスを噴出して軍に復讐できると考えていた。保管されているのは大会が行われる部屋のすぐ近くにあり、ガスパイプの場所も調べた。軍を滅ぼすためならば自殺もいとわない。
ついに世界一を決める試合。
決着直前、またしても幻覚を見てしまう。しかし、いつものことながら全くもって現実的過ぎてそれが幻覚なのかわからない。自分がミスを連発していると、昔から一緒にやってきた友人が応援をしてくれる。彼はいつのまにか訓練チームからは脱落していたが、自分の力になるならと、トレーナーのように応援をしてくれていた。まるで自分のことのように必死に応援してくれる。が、負けてしまう。
で、気が付くと勝っていた。
大歓声が起こり、軍の人間たちも喜んでいた。
自分だけは脱力感に包まれ、頭がくらくらしてきた。また、倒れてしまう。まさか今回も倒れてしまうとは思わなかった。しかし、今日だけは意識のあるうちにやることがある。毒ガスのパイプは目に入っている。歩いていくことはもうできない。とても信用できない念動力に頼るしかない。体はいつの間にか床に突っ伏している。目線だけはパイプのバルブに張り付いている。どうにか開いてくれ。強く念う。意識が薄れてきたころ、上から声が聞こえた。友人だった。心配してきてくれたのだった。
今きては友人も一緒に毒ガスに包まれる。死ぬのは軍部と自分だけでいい。
もういい。自分にはこんなところまで心配してきてくれる友人がいた。それだけでいいと思った。軍ももういいと思った。
遅かった。
さっきまでまったくだったバルブに、今頃力がかかりはじめ、カコココッと音がする。
ガスが噴出する。
不安そうな友人と意識の混濁してきた自分がガスに包まれる。
苦しそうに口をおさえる友人。
もうだめだと思った。目もあけてられない。友人を見ることもできない。呼吸をすると、喉が異様に熱かった。苦しい。ちょうど意識も飛びかけているし、このまま死ぬんだなと思った。気絶する寸前、体が持ち上げられたような気がした。
数十年後に飛ぶ。
目が覚めたように目を開く。
自分の回りに、醜悪と言っても足りない人が何人もいる。
ところどころにしか残らない毛髪、溶けた瞼のおかげで存在するのかわからない眼球、元鼻と思われる1つ、もしくは2つの穴。雑音の混じる音を発する口。それぞれがとにかく醜かった。
数人が自分に声をかけた。
「ああ、おはよう。やっと起きれたんだね。あれからもうずいぶん経ったんだよ。」
「それにしてもあれはなんだったんだろう。」
「あんな毒がなければぼくらはこんなにならなかったのに。」
言いながら彼等は自分の顔をなでる。
世界大会優勝から数十年が経ち、自分はもう7,80歳になっていたらしい。
その間の記憶が全くない。寝ていたのかもしれない。それもわからない。声が出ない。
どうやら最初に声をかけてくれた、明らかに他の人間よりも症状の重い、溶けた瞼で目がほとんどなくなった人間はあの時の友人だった。毒ガスが噴出した時、自分をかついで逃げてくれたのだった。
そういう自分が一番醜かった。
それもそうだった。ガスに一番近かったのは自分だ。
絶望感や罪悪感、虚無感などが入り交じった複雑な感覚に包まれた。
起きた。
■恋人の家へ行った。
家といっても山奥にある1軒家だった。木々に囲まれた「別荘」という佇まい。
1階へ降りてトイレ行こうとしたが、音楽がうるさく下にいるおばあちゃんに聞こえているため、急いで2階に戻って止めようとすると、隠し階段のようなものをあがってしまう。1階と2階の間に隠し部屋があり、唐突に現れたその部屋はとても狭く雑多だった。
■車の運転をする。
免許がない自覚があるが、少しだけ運転する。
夢で運転をしたと言い、今から運転して見せると母親に運転を見せる。ブレーキがうまくかからない。
たくさん鳥がいた。
■イギリス人としてイギリスにいる。
老婆に呼び止められ、突然写真を撮られる。
「やっぱりそんなデジタルじゃあ駄目よ、中判が一番ね」
などと説教をくらう。
■白人の小さな子供になる。
アメリカの整理された家に住んでいるが、その区画からは出られないようになっていた。
区画から出れば殺されるらしい。
自宅にはディズニーのキャラのような象と小動物がいる。友達だった。
ある日、自分は一人で脱走しようとする。
それを友達の象が見つけ、追いかけてくる。しかし、黒いコートを着た大きな男が、コートの内側から大きな鎌のようなものを出し、こちらに襲いかかってきた。
起きた。
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