20081125

思い出。


 校時代の登校路。下校路。

ほとんど思い出せない。なぜだろう。

思い出そうとしても全くはっきりとした記憶が無い。
断片的につなぎ合わせていくこと事はできるのに、
「いつも」使っていた道を頭の中で辿っていく事ができない。

とてもとても不安な気持ち。

部活帰りに決まった友達と決まったコンビニで決まったお菓子を買い、
決まった公園の決まった場所で他愛も無い事をしゃべって、
そして一日が終わってた。

だから、その区間だけはしっかりと思い出せる。

一人で通った道やらには、「通った」感覚ならばしっかりとあるものの
「使っていた」感覚が全く無い。

授業は本当に沢山さぼっていたにしろ、
学校にはほぼ毎日通っていた。

なぜだろう。

特に学校近辺の感覚が思い出せない。
校門のすぐ近くを自転車で走っていた感覚が無い。

遅刻しそうだったときは必死でペダルを漕いでたし
疲れたときは気怠げに帰ってた。

その感覚も、あの区間以外はほとんどわからない。

たかだか6,7年前の記憶なのにこんな曖昧になってしまうものだろうか。
小学校、中学校の登下校の感覚はしっかりとあるのに。

当時の自分の気の持ちようかなにかで褪せてしまったのかしら。
高校時代は、毎日が最高に楽しかったと今でも思えるのに。

一人の自転車というのはそこまで惰性の時間だったんだろうか。




ちなみに、学校までの道のりはちょうど5kmだった。

部活に足して毎日坂だらけの道を10kmも自転車に乗ってれば
そりゃあ贅肉なんてつくわけがないな。
  
  
  

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