20070731

とても気付いた。

「いつ死んでも悔いの無いように生きていたい」といった言葉を稀に聞く。
母も昔言っていた。むしろそう生きているらしかった。



今まで、というか、昨日までそんなことは考えたことが無かった。

昨日のニュース、2歳児が車に取り残され熱射病で亡くなった。
お通夜に参列した父親が、マスコミに対し

『ジュースの自動販売機を通る度に「ジューシー買って」とせがまれた。こんなことならもっと買ってあげればよかった』

といった言葉を残した。



ああ。
4年前、ぼくの祖父が他界した直後、泣きながら叔父が言っていた。

「こんなことならもっと風呂いれてやりゃあ良かったなあ…」

他界する直前まで意識のはっきりとしていた祖父は、寝たきりだったが、はっきりと自分の欲求を口にしていた。頻繁に「風呂に入りたい」と言っていた。



人が死ぬと、残された人は後悔ばかりが頭を埋めると言うが、本当にそうなのだろうと思う。

自分の大事な人にいつ何が起きるかわからない。
いつが「最後の瞬間」なのかわからない。

そんなことを考えていると、決して一瞬たりとも嫌な感情を植え付けたくないと思える。
むしろ、いつなのかわからないのだから、いつでも相手が幸せであるよう努めるべきだ。
少なくとも、二人の間だけは。



「いつ死んでも悔いの無いように生きていたい」は、自分のためであるが人のためでもあるようだった。

自分のことだけで完結するのであれば、いつ死んだって後悔するよ、と思っていた。
そんなことじゃなくて、大事な人を不幸にさせないために常に努力することが大事なのであって、実際後悔するかどうかは問題じゃあない。自分が死ぬ場合以外、後悔しないわけは無いのだから。
今さら気付いた。恥ずかしくなった。

20070715

課題夢は必ずうなされる。

■ バイクで誰かと待ち合わせているので鴬谷駅前へ向かう。バイクで構内へ乗り入れをし、ベンチに座る。どうやら高校生の設定らしく、数人の男女と落ち合うつもり。誰と待ち合わせているのか、自分にはわからない。横に女の子が3人座った。ここから主観はただのカメラアングルだけになり、登場人物からいなくなる。女の子たちはしきりに男を待っているらしく、そわそわしている。うち一人はずいぶんな色魔らしい。そわそわを通り越して騒ぎながら早くしたい早くしたいなどとのたうちまわる。で、なぜか女友達を誘惑し始める。誘われた残り二人もノリノリになり、ベンチ上でべたべたしだす。しばらくして男子高校生登場。やたら汚い制服。6人で鴬谷へ消えてゆく。


■ 取手のような天井が高く壁の白いアトリエ。メッセージだかプレ卒のような雰囲気で、講評日。自分の講評が午後からで、午前中にデータを用意して出力をすれば間に合う、などと考えていたのだが、最初に講評された三田村さんのが自分ととてもかぶっていたのでどうしていいやらわからなくなり茫然自失。残り一時間ちょっとでなにかつくらねば…「ここ一週間の目覚め方」などのよくわからないテーマにしようとしたりして、いかんいかん焦るな、という恐ろしい自問自答を繰り返す。しかもみんながセッティングした様を見ると、卒制並に物量が多い。さらにそのせいで壁が余ってない。展示できない。どうしよう。

たくさん。

共通することは、オチが無くSFテイストだということ。少し、不思議。


■ テロリストと戦うために蓮見さんとビルを駆け巡る。ビルはとにかく入り組んでいて、慣れたおれでも迷うくらい。蓮見さんにこっちだ!とか叫びながら上へ下へ。ビルの中には避難中の人々がいるが、その人たちには見られないようにマイナーな階段を走る。なにしろフロアに階段がいくつもある。エレベーターは使っちゃいけないらしくひたすら走り回る。


■ セインカミュが池のほとりから中身の入った缶を蹴って、おれは池の中で缶を受け取って投げ返す。かなり重くて後半、ちょっと溺れる。最後なんて岸にあがるのだけなのに腕に力が入らず一苦労。


■ セインカミュとサーカスの練習をする(吊革から吊革へ飛び移るやつ)。飛び移る瞬間やら吊革から手を放すやり方やらを事細かく教わる。一回目はなんとか成功。カミュがベテランなのでサポートが上手い。その調子で2回目!て言われて吊革にぶら下がったはいいが、おれを受け取るはずのカミュが遠くにいる。にやにやしながら、しばらくそこでぶら下がっているんだ!とか言う。どんどん握力が減って、結局力尽きて落ちてしまう。下にはトランポリンが用意されていたが、なぜかすごく小さくて地面に落ちてしまう。


■ 参議院会館みたいなとこでピーターやら大学のひととみんなしてボイスレコーダ持って取材をしなきゃいけない。みんな必死でレコーダを頭上に掲げながら歩く。すり鉢状の螺旋階段の中心へ向かって行列ができる。人が多すぎて誰を取材してるのかわからないけど、とにかく並んで中心までたどり着くのを待つ。ずっと中心を見下ろしていると、取材を終えた人たちが上がってくる。なぜかみんな伏し目がちに力無く上ってくる。ピーターもいて、足取りが重い。おれらがいる上を見上げようとはしない。


■ どこかの公衆トイレの壁がしゃきーんと開いて、中に入ると地下に続くエレベーターのようなものだった。中には仲間が3人ほどいる。仲間が誰なのか、地下になにがあるのかもわからない。仲間の一人のマッチョが、地下へ潜っている最中なのにさっき入った入り口を開けようとする。それをおかっぱの少女が泣いて止める。


■ 大人5人でも持てないような鬼瓦が、墓石のようにいくつも並んで置かれて祀られている境内。随分時間が経っているのか、エッジは削れ土を沢山被っている。ホース片手に水で洗い流していく。手を使ってはいけないらしく、ホースを指で潰して水圧だけで土を飛ばす。作業自体は大変ではないが、水圧の調整が難しい。鬼瓦がでかすぎて奥のほうになかなか届かない。水で土を飛ばしているのに、鬼瓦自体は濡れない。

20070705

よこしま。

見えないところは見えない。

暗闇は見えない。

見えないところは暗闇。

暗闇はこわい。

見えないところはこわい。

こわいから見ない。

見ないと見えない。

見えないとこわい。


それでも、暗闇は光が入れば見える。こわくない。

20070702

嘘をつく。虚をつく。

外に嘘をつくことばかりしていると、
内に虚ができてしまう。

そんなことの繰り返し。


非常に短絡的。

20070701

こんにちは。

おはようございます。

主に刹那的で生産性の無い文字を連ねること、を念頭に置きます。